ヘッジファンドとは、ファンドとは違い、プロの投資家が大きな資金を持って運用するものなのですね。
ヘッジファンドが目指すのは"絶対的収益"。
完全に、収益をあげるためのプロセスとして投資があるということは、そこに資金を投入したら利益が挙がって当然ということ。
それを、何かの理由があれどうまく運用ができないということは、最初からその役割を果たしていないといわざるを得ない、と。
大変な責任が問われることになるのは、仕方がないのでしょう。

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ファンドというのは、投資家から集めた資金を専門家が運用する仕組みです。一般の人が証券会社や銀行で買うことができる投資信託もその一つで、誰でも少ない金額で(たいていは1口1万円前後)で買えます。

一方、ヘッジファンドの顧客は、政府や年金、大学の資金などを運用している機関投資家や富裕な個人など、いってみればプロの投資家です。ヘッジファンドを利用するには、一般的には、最低でも数百万円から1億円といった多額の資金が必要です。

投資信託は不特定多数向けなので、各ファンドの中身は公開されていて、運用に関してはさまざまな規制があります。また、運用成績によしあしに関わらず、手数料は各ファンドごとに一定です。

それに対してヘッジファンドは、運用に対する規制はほとんどなく、情報を公開する義務もありません。運用実績に対してその○%という形で成功報酬を受け取るのが一般的です。

ヘッジファンドが目指すのは"絶対的収益"。経済状況がよくても悪くても、利益を上げることです。そのためにさまざまな手法を駆使して運用します。
(マイナビニュース - 2012年10月14日)
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