クレジットカードについての報告書「信用リスクサイクル管理におけるベストプラクティス」では、
クレジットカードというのがどのようなものか、あらためて見直す内容になっているようです。

現在の支払い制度の中ではもっとも大きな利用範囲を占めていて、ネットでの利用はもちろん、公共料金の支払いも、以前なら銀行引き落としを自然に銀行通しでしていたところを、
クレジットカードを通すことでポイントをためるといった意識を持つ人が増えてきたために、

普通の公共料金でさえ、リスクが生じる支払いになってきているともいえますね。
引き落とし日に引き落としができなければ、リスクをコントロールできていない状態として、リスク管理を見直す必要が出てきていることになります。
そのへんの意識は普段薄れている場合が多いので、ときどき見直すことも必要でしょう。


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株式会社グローバル インフォメーションは、米国の市場調査会社Timetricが発行した報告書「2020 Foresight Report: Best Practices in Managing the Credit Risk Cycle (信用リスクサイクル管理におけるベストプラクティス)」の販売を開始しました。

クレジットカードは現在の財政制度の中において、最も重要な支払い方法の一つです。クレジットカードは小売店やオンラインストアでの買い物に使ったり、公共料金の支払いをしたり、その他いろいろなサービスに対する支払いに使ったりと、広範囲に使用されています。カード発行銀行が顧客に対してクレジットカードを発行することは、ローン制度の延長と見なされています。しかしながら、他の種類のローンと同様に、クレジットカードを通じて供与されたローンも、支払日に債務不履行となったり、全く支払いがなされなかったりといった信用リスクに悩まされています。さらに支払いがクレジットカードでできるという便利さは詐欺行為にも利用されることとなり、世界中で毎年数百万米ドルに及ぶ損害が発生しています。こういったリスクや損失を限定し、コントロールするためには適切なリスク管理体制を確立することが必要です。

(財経新聞 - 2013年5月15日)
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