クレジットカード利用は、自分の利用をきちんと把握して、
いざというときに使う、というふうに決めておけば、
たぶんかなり便利に利用できると思います。

クレジットカード以外に、どうしても必要なときに
後で支払っていいことにしてくれるサービスはないですから。

でもその代わり、手数料や利息を払うことになるのは仕方ありません。

だから、「より得になるために」後で支払うことにする、
ということがあるわけがないと思ったほうがいいですね。

後で支払うことにしたら、かならずリスクがついてきます。

ポイントプレゼントやキャッシュバックも、
その内容をちゃんと確かめないと
後々痛い目をみてしまうので注意が必要です。

ポイントを多くもらえるからと言って、
リボ払いにすると、
一回払いでは支払う必要のない金利(手数料とか利息とかともいいます)を
支払うことになるからです。

多くもらえるポイント以上に、
リボ払いの金利を支払うことになるのです。

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入会しただけで5,000円から10,000円のキャッシュバックやポイントプレゼント…と聞くとどうしても食指が動いてしまいがち。
 しかし結論から言えば、クレジットカードは1枚でも「減らす!」ほうが消費者自身のため。なるべく現金決済を心がけたいものだ。

 クレジットカード会社ではよく、支払い方法に“リボ払い”を推奨している。リボ払いに切り替えただけで〇円分のポイントをくれる…など過剰な広告戦線の裏では、リボ払いに泣かされる若い人も。

 クレジットカード会社は、グレーゾーン金利が廃止されてから「リボ払い」による利息収入がメインの収入になっているという話だ。

(財経新聞----  2017年3月8日)
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