クレジットカードの利用が増える、ということは、
その分全体に、借金で動いている人が多い、ということにはなりますが、
そのようにしてでも消費できる、
という空気がひろがっていることのあらわれでもありそうです。

10月のクレジットカード業の取り扱いは35か月連続で増加しているとのこと。

ひとつは、通信料・通話料の増加、
年金保険料などの公的支払いのカード決済ができることが増えて、
その利用が増した、という背景もあるようですが・・

ただ、カード機能付きの会員カードなどの導入が、
いろんなお店で進んでいるのも確かなので、
やっぱり、これは活況のしるし、と思っても正解かもしれません。

それと、ネットショッピングの売上高も伸びていますし、
ネットショッピングの際には支払いはクレジットカードで、
という人も増えていますからね。

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経済産業省が10日発表した10月の特定サービス産業動態統計(速報)によると、クレジットカード業の取扱高は前年同月比で7.6%伸び、35カ月連続で増加した。通信通話料や年金保険料など公共料金の支払いでカード決済が広がった。百貨店や総合スーパーで会員数が伸び、1人当たりの利用額が増加したことも寄与した。

 スマートフォン向けコンテンツ課金や広告料収入が伸びたインターネット付随サービス業の売上高は11.5%増。8カ月連続のプラスとなった。デザイン業の売上高は14.9%増と、2カ月連続で増加した。自動車関連企業からのカタログやポスターの受注が国内外とも好調だった。

 対個人サービス業では、遊園地・テーマパークの売上高が7.7%増と、4カ月続けて伸びた。ハロウィーンのイベントや、関西の大手テーマパークが7月に導入した新アトラクションが好調で入場料収入が増えた。

(日本経済新聞--- 2014年12月10日)
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